キャンプカウンセラーに役立つのスキル集

・何の地図を持っていくのか(これは忘れず持っていこう!)

地図を読む前に、地図も沢山売っています。

一体どれが良いのでしょう?

ハイキング用地図には主要コースや目安の所要時間が書かれていて、ぱっと見とても見やすいです。

地域でハイキングコースのルート設計をして、そのコースの地図や本を出しているものもあります。
因みに私の近所では、京都で京都一周トレイル、滋賀では琵琶湖一周サイクリングロードなどなど。

しかしながら、登山で地図を読むならこの地図しかありません。
国土地理院発行の「1/25000地形図」です。他にも1/10000や1/50000等もありますが、歩く距離と時間から考えて1/25000がオススメです。
素晴らしい事に時々登山道が間違って書かれています。曲がるタイミングが早かったりとか・・

それでもなおこの地図を用意しましょう!
この地図は山の形が正しく書かれている地図なのです。

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小学校の授業に出てきそうな地図ですね。

この地図が読めるようになると、この先に進むと「道が上りになる」「道がゆるやかに下る」「川の横を歩く」「景色のよい場所に出る」「あと00分くらいで頂上に着く」等が分かってきます。感覚が慣れてくると、10分歩いたのでこのくらい進んだというのが地図上で分かってきます。

ところが、1/25000地形図では1mmずれると現実世界では25mずれることになります。
もし迷子になってから上の地図を見てみてください。
私はどこにいるのかピンポイントで特定出来るでしょうか。そもそもこの地図の範囲にいるかすら根拠はないのです。だって迷っているのですから・・

不安になったあなたも大丈夫です!要は迷う前に見て確認すればいいのです。遭難しない山登り名人程、今この場所にいると合っているかと不安になるものなのです。

さて、地図の話に戻りまして
山の中で現在位置を確認を確認するには、まわりの地形が一番の手掛かりになります。
人通りの多い登山道であれば看板が沢山あるかもしれませんが、登山と呼ばれる山ではない場合の方が多いでしょう。
その為、地形図が一番の地図になります。しかし、縮尺が決まった地形図だと、全行程を見るのに複数枚必要だったりと不便もあります。
ですので、私はハイキング用地図等の他の地図も併せて持っていきます。何を調べるかで使い分けるようにしましょう。

詳しくは別のページで記載しますが、地形図はコンパス(方位磁石)がないと役に立ちません。
軍手やら飲み物やら鈴やら登山届やら色々と持っていかないといけないものがありますが、

アシベが思う忘れやすい大事なものベスト3は
1位 雨具(折りたたみ傘不可)
雨の日に出発する山好きには説明不要ですが、雨以外でも防寒具や簡易の屋根に使えます。
手が塞がる傘は止めておきましょう(持っていきたい人はカッパ+傘等の工夫をしましょう)
雨と言えば、荷物はビニール袋で小分けにして鞄に入れておけば雨対策になりますよ。

2位 コンパス
地図はあるけどコンパスがない人も多いようです。
上記の通りどちらを向いているかわからなければ地形図が使えなくなるので忘れずに持っていきましょう!

3位 懐中電灯
昼間のハイキングでも持っていくようにしましょう!
何もなければ使いませんが、夜の山で足元を照らすだけでなく救助者の目印にもなります。
お守り代わりに一つ鞄に入れておきましょう!

しっかり準備して、楽しい登山にしていきましょう!


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