楽しい活動でも事故が起こってしまうと失敗でしかありません。
そんな中で、今回は山に行った時の遭難対策に必須な地図読みの仕方を簡単にまとめていきます!
まず大前提として
「迷ったときには地図を見る」
これは大間違いです。
山の中で迷ってから地図を見ていてはどうにもなりません。
迷った山の中で、あなたの周りにあるのは、木と岩と水と空くらいでしょう。それを見て線が沢山引かれている紙のどこにいるのか見つけなければなりません。
わかる答えは「山の中」「川のそば」「崖の上」等の迷子状態としか出てこないでしょう。
そうならないために!
地図の正しい使い方は「答え合わせ」です。
自分のイメージ通りの道を進んでいるのか、イメージと進む道が異なった時に地図で確認をしていくのです。
分かりやすく町中の道で例えると
駅に行きたいあなたは
①看板で「右に曲がって進む」と書いてあったので右に進んだ。
②地図で一つ目の交差点を右折して5ブロック目の左手に駅があるのを確認して進んだ。
①と②の一番の違いは、自分自身で「自分の行程」を管理しているかどうかだと思います。
これが出来ていれば、現在位置を確認しながら進むことが出来るからです。
どちらも問題がなければ駅に無事たどり着けるでしょう。
でももしトラブルが起きてしまったら・・・
もし駅に気付かず通り過ぎてしまっていたら、どこで道を間違えたと気付けるのでしょうか?
そんな「もし」のための地図読みなので、②の行動パターンを覚えていきましょう。
・何の地図を持っていくのか(これは忘れず持っていこう!)
・「整地」を覚えよう
・山の名前と形を覚えよう
・ハイキングコースをイメージしよう