ロープワークを勉強するときに苦労するポイントがいくつかあるので対策を考えます。
・同じ結び方でも呼び方がちがう
一番わかりやすいのは日本語と英語です。
日本語では「本結び」英語では「リーフノット」というように同じ結び方でも呼び方がいくつもあります。
おそらく「まき結び」が一番呼び名が多く、日本語でも「インク結び」「とっくり結び」等々呼び方がいくつもあります。
ではどの名前で覚えたらよいか?
→ズバリ、自分の身近な人が使っている呼び方にしましょう。
実際に名前を使う場面は、お互いロープワークの知識がある人と話す時です。相手と共通認識をする為の名前ですから、相手に合わせて覚えるのが一番です。
因みに私は日本語で覚えていますので、英語慣れしている方は分かりにくいかもしれません・・・ご容赦ください
・画面や本は2次元でも、使うロープは3次元になる
持っていたロープを離してしまったら大変です。わからないとごちゃごちゃに絡まっているだけなので、どこを持っていたのかすら分かりません。結局初めからやり直しになります。
→ロープに色を付けてみましょう
ロープの索端処理はどうしていますか?おそらく、テープを巻くか溶かしてある(溶けたロウで固める)かと思います。そこで、色付きのテープを巻いてみましょう。右のロープ、左のロープと考えるより、緑のロープ、赤のロープと色で考える方が3次元では考えやすいです。
例えばですが、バックスプライスという3本の紐のよりロープの端をほつれなくする方法があります。
3本のよりロープのよってある部分に向きを反転させたよりロープで編んでいく結びなのですが、ぱっと見はどうなっているのか分かりません。
でも、一本ずつ色を付けてみれば
色なしよりも、どの紐が何処へいくのかが分かりやすいですね。この色付きを見てからなら、色なしの結び目も多少見えてくるかもしれません。
・アシベの考えるロープの極意
これは体験からですので根拠はあまりありません。が、必ずと言って当てはまります。
それは「見た目がきれいな結び目は結びが強い」です。
最初は結びのやり方を覚えるので必死ですが、結び目の見た目も覚えるようしましょう。
そして出来るだけシンプルできれいな結び目になるように心がけましょう
紐がごちゃごちゃしているのは、ロープの端も分からなくなりますし良いことなしです。