物を落としそうになった
人とぶつかってバランスを崩した
日常の中で「ヒヤッ」「ハッ」と危ない目に合いそうになったことはありませんか?
結果的には何事もなく済んでいたとしても、このような事故一歩手前の状況が続くと大事故へとつながるかもしれません。
実はこのヒヤリとした体験と事故が起こってしまった時の関係を統計で調査した人がいるのです。その結果
重大事故:小規模事故:危うく回避された事故 = 1 : 29 : 300
という関係式が出来たのです。
つまり
1件の重太事故が起こる時には300件もの危うく回避された事故(つまり「ヒヤリ」体験)が隠れて起こっているということです。
ここから逆の考え方を行います。
300件の「ヒヤリ」体験があると、重大事故が1件起きてしまう可能性が非常に高くなります。
ということは
隠れた300件の「ヒヤリ」体験がなければ、1件の重大事故が起こる事は殆ど無くなるのです!
なんという大発見!
では「ヒヤリ」体験はどうすれば無くせるのか?
過去にあなたが体験した「ヒヤリ」体験を思い出せば大丈夫です。そこから対策が立てられます。
もっと良い方法は他の人がどんな「ヒヤリ」体験をしたか聞いてみる事です。そうすればより確実に事故防止に取り組めることになります。