今後あなたか活動する中で、事故が起こることは一体何度あるでしょうか。
幸いな事に、まだ私は大きな事故はなく活動することが出来ています。
でも今後ずっと事故無く安全な活動が出来るかどうかは分かりません。
何故なら、「絶対に安全な活動」なんてものは存在しません。あるのは大小様々な『危険』であって、回避するか遭遇するかの違いだけなのです。
そのため、ありとあらゆる危険を想定して(勿論想定外なんて言い訳は出来ません)対処出来るように準備しておかなければなりません。
この最低限の事が出来ないのであれば、どんな活動だとしても行うべきではないでしょう。
どんな楽しい活動が用意されているとしても、無事に親のもとに帰れる前提があっての活動であることは間違いありません。
危険に向かって突き進む行為は「冒険」ではなく「無謀」であることを理解するべきです。
キャンプカウンセラーになると子ども(キャンパー)と一緒に数日過ごします。
大げさかもしれませんが、カウンセラーは親から子どもの命を数日預かる立場になるとわたしは考えています。
実際に事故が起こった時、もしくは起こるかどうかの瀬戸際の時に子どもの一番近くにいるのはカウンセラーのあなたなのですから。
とはいえ、しておくべき事は限られています。
1、事故が起こらないように対策をたてる。
2、事故が起きた時に対応する準備をしておく。
言葉にするとこれだけです。具体的には緊急連絡方法を決めたり、危険予知トレーニングをしたり、安全対策計画書を書いてみたり・・・とやる事は盛り沢山ですが、
繰り返して行ううちにメンバーに危険対策の意識が芽生えてくるので(芽生えてこなければやり方を見直しましょう)比較的容易に取り組めるようになっていくでしょう。
また、過去に検討した内容を復習してから危険予測をすれば、毎回0から考えなくて済むので負担は少なくなります。
・ヒヤリハット(ハインリッヒの法則)
・安全の3原則,危険予知トレーニング
・救急法
・健康調査票
・支援体制